世界中の熱帯雨林が消滅の危機に貧しています。多くの場合は貧困により、無秩序に燃料を伐採したり、自分だけが利益を上げられれば良いという利己的な考えから、熱帯雨林をどんどん伐採し、放牧地にしてしまうからです。現在、ブラジルで起こっていることもはこの最たるものです。経済用語で言う「共有地の悲劇」です。誰もが自分の利益を共有地で主張し、利益追求のみを行ってしまうと、共有地は破壊され、だれもそこから以後、利益を得ることが出来なくなるという現象です。
今、世界では企業が使った紙に見合うだけの植林をすることにより、失われた森林を取り戻そうというプロジェクトが各地で進められています。
Printreleafと連携しているNGOの一つにWeforestという団体があります。彼らのプロジェクトは単に植林するというだけでなく、貧困に喘いでいる熱帯雨林地域の人々を植林作業のため、雇用することにより、無茶な伐採をしなくても生活して行くことができる仕事を与えるという大きな意義を持っています。木を植えることにより日々の糧を得ることができる。先進国の企業は自分たちが使った紙に見合う金額を寄付することにより、これらのNGOを支援するというサイクルを実現しようとしています。