COSYってどんな会社?

数字で見るCOSY

働いている人々

従業員年代分布を見てみましょう。20代、30代の若年層世代が65%と過半数を占めています。若者が頑張るしかないという状態ですね。とはいえ若い人は経験が少ないため、OJTを中心に研鑽を続けています。

Nenrei

男女比率を見ると、若干女性上位となっています。女性管理職比率は75%となっています。社内では決められたスキルレベルをクリアすることにより、男女関係なく登用することにしています。

Danjohi

出身地を見てみましょう。やはりCOSYの所在地に近い関西出身の社員が多いですね。外国人比率は数年前に比べると減ってしまいましたが、今後増えていく予定です。

Where to come

社員がどのくらい外国語を扱えるか見てみました。一応、ビジネス的なやり取りをその言語で出来るかどうかを基準としてみました。COSYでは重要なのは自分が担当している仕事が出来るかということであり、言語能力はその人の能力の一部でしかありません。決して言語ができるからえらいとか、優遇するというわけではありません。自分の強みを生かして成果を上げるというのが肝要です。

Foreign languages

海外展開

取引先として、COSY発足当時は北米がほぼ100%を占めていましたが、徐々に他地域が増えてきています。時差の関係でオーストラリアは日本とビジネスをするにはやりやすいという側面があり、近年、取引額についてはオーストラリアが多くなってきています。

foreign trade

男女共同参画、ダイバーシティー(多様性)について

現実問題として、COSYのような中小企業では、新卒一括採用も出来ませんし、終身雇用も会社が存続できなければ実現できません。性別、国籍、フルタイム労働形態にこだわっていては、戦力となる人材を必要数確保することは非常に困難です。無理してダイバーシティー実現と考えるのではなく、門戸を広く取り、優秀な人材を確保するという考えで行かなければ事業は成り立ちません。管理職にしても、現状、実力のみで判断した結果、女性管理職が増えてしまいました。やろうと思ってダイバーシティー経営となるのではなく、結果として多様性が増してしまったということになります。外国人と日本人が混在する環境で問題となるのがコミュニケーションです。日本人はなんとか片言でも英語でコミュニケーションをとれるように頑張る。外国人社員は日本語の勉強を頑張る。そのため、1年間は毎日就業時間中に半日、日本語学校に通ってもらっています。1年後には日本語認定試験にパスするのは必須です。社内では双方とも英語と日本語の混ざった、変な会話が繰り広げられていますが、そこは意思疎通ができればOKなので、寛容に対処しています。子育てなどで、フルタイムで働くことが難しい社員は時短勤務、リモートワークで臨機応変に対応してもらっています。このあたりは女性管理職が仕組みを相談しながら考えているようです。

今後、日本は労働力が不足することが予測されており、今まで主流とされていた、男性、大学新卒、転勤可能、成績優秀という人材はほぼ大都市の大手企業に流れて行ってしまうと考えられます。たとえ中小企業が大手と同等給与を支払っていたとしても、大手への流れは止められないと考えられます。となると、主流でない人たちを戦力化する。地方への愛着のある人、優秀な外国人を引き入れるなど、戦略転換して行くしか無いと考えられます。この場合、会社の風土というものが重要になります。社内に寛容性がなければこと戦略は成り立ちません。試行錯誤でこれからもやっていくしかないと考えています。流れを止めないことが重要です。

あとがき

本ページは主にCOSYへの就職を考えている方に向けて作ってみました。COSYはいわゆる地方の中小企業です。COSY本社のある兵庫県は関西でも特に若年層が県外に流出の多い県です。県内には大学も多いのに、多くの卒業生は県外に出てしまう。こんな話も学校関係者からよく聞きます。県立や市立の学校も多いのに、卒業生が県外流出していては、我々が支払っている市税、県民税が県外に流出していると言うことになってしまいます。

  • 東京に行けば海外相手に先端ITの仕事ができる。でも地元で働けたら働きたい。でも、学校で身に着けたスキルを活かせる会社が地元にあるんだろうか?
  • 地元の会社も検討したけど、体質が古く、男性中心に見えて居心地が悪そう。
  • 東京の大学を出たけれど生活コストは高いし、故郷の神戸に帰りたい。

こんな方はぜひ、大学都市神戸産官学プラットフォームに相談してみてはいかがでしょうか。地元にもあなたに合った企業があるのではないでしょうか。

COSY、Q&A

Q1:COSYは残業は多いですか?

A1: 残業はほとんどありません。繁忙期でも10時間を超える人は少ないです。その代わり、就業時間中は非常に忙しいです。夕方までに仕事を終わらせるため、みんな必死で働いています。決して緩い職場ではありません。

Q2:文系出身です。営業の仕事は飛び込み営業などしなければならないのでしょうか。IT関連の仕事も出来るものなのでしょうか。

A2: COSYの販売チャンネルはCOSY→販売店→エンドユーザ となっています。一部外資系企業で英語でのサポートが必要な場合を除いて、直接顧客に営業活動をかけることは少ないです。主に販売店の担当者との打ち合わせ、製品説明が主となります。また、文系だからと言ってIT関連の仕事が出来ないというわけではなく、本人が興味が有ればそちらの方向に進むこともできます。教育訓練の一環として学校に通っていただく場合もあります。現在、文学や音楽専攻の方がITをやっていたりしますので、本人次第だと思います。

Q3: 県外に住んでいます。神戸に引っ越した場合、社宅とかありますか。その他、福利厚生は充実していますか。

A3: 社宅や家賃補助の制度はあります。社会保険などは完備しております。会社保養所もあります。商工会議所の福利厚生プランにも加入しております。