株式会社COSYは、開発メーカー向けに以下のサービスを提供しております。
受託プリンター評価テスト
株式会社COSYは、QualityLogic社のアジアパシフィックの認定テストセンターとなっている、
We Software Ltd. (以下WeSoft社) の指導のもと、各種プリンタ開発時に必要な性能評価テストを行っています。
使用する主なテストSuiteは CET/ FTS/ ATS-IFです。
- プリンター言語組込み確認テスト
QualityLogic社のコマンドレベルテストスイートを使用します。 - ドライバーとプリンタ実機との連携性テスト
QualityLogic社 ATSテストを使います。 - ベンチマークテスト
評価機を、競合する他社プリンタと性能比較します。
評価テスト実施方法
(1) オフショアテスト
評価機を香港もしくは中国本土のWeSoft社のオフィスに送付して、フルテストを行います。
【利点】
- 費用的に比較的安価に高品質なテストが行えます。
- 大規模ネットワーク機器、各種サーバーOS環境、ネットワーク認証環境は WeSoft社の既存のリソースが使えるため、自社で用意する必要がありません。
- WeSoft社はQualityLogic社のアジアパシフィック地域の唯一のテストセンターとなっており、Qualitylogic社のテストスイートを時間貸しで借りることができます。
テストスイートを自社で購入するよりも大幅に費用を削減することができます。
【注意点】
- 評価機、特にプロトタイプ機を中国に送る場合、通関に時間がかかる場合があります。ただし、CCC免除申請などはWeSoft社がすべて行いますので、必要資料を提出していただくだけで完結します。
(2) オンサイトテスト
十分なプロトタイプ機が無く海外に送れない場合、御社の拠点にて出張テストを行うことも可能です。この場合、WeSoft社からプロジェクトエンジニアが来日し、その指導のもと株式会社COSYのテストエンジニアが評価テストを行います。
【利点】
- 壊れやすいプロトタイプ機を搬送する必要がない。
- 開発途中で設計変更などがかかった場合、柔軟にテスト項目を相談、変更することができます。
【注意点】
- 海外からの出張旅費などの経費が発生します。
- 一部テスト環境は御社で用意していただく必要があります。
(3) 国内委託テスト
株式会社COSYの神戸オフィスに機器をお送りいただき、ターンキーでテスト、評価を行います。
【利点】
- 国内輸送なので、比較的短期で送ったり返送してもらうことが可能です。
- 設計変更、テスト項目変更など比較的柔軟に対応できます。
- 御社の開発エンジニアがテストサイトにて同時並行でデバッグ、問題対策検討を行うことができます。
【注意点】
- テストに必要な環境が不十分な場合があります。一般的な Windows Server, Linux, Mac 環境はありますが、トラフィックの負荷テストなど高度な環境が必要な場合は、WeSoft社の香港オフィスには及びません。
<実績>
- レーザープリンタの競合であるHP社製プリンタとのベンチマークテスト(処理スピード、操作性)
- 高速プリンタ、PCL-5cコマンドレベルコンパチビリティテスト
- デジタル複合機、エンベデッドシステム評価
- PaperCut MF コンパチビリティーテスト